ウルトラマンの生き残り戦略

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このブログでもちょいちょい触れているが、僕は特撮ヒーローが大好きだ。
戦隊ヒーローに仮面ライダー、ウルトラマン、牙狼などの有名どころはもちろん見ている。が、ハッキリ言って深い知識はない。特にストーリーとか演出、特撮の歴史などは全く語れない。ほぼ知識0の状態で、知っている監督も数名しかいない。じゃあ特撮のどこが好きなのか?と聞かれると、ただただ造形が好きなのです。特に動き安さを全く考慮にいれていないような悪役のゴテゴテしたデザインが大好き。
中でも仮面ライダー、特にシャドームーンが一番好きなのだけれど、一番多くグッズを持っているのは以外にも「ウルトラマン」

大人向けの商品が多いウルトラマン

理由は単純で、ウルトラマンには大人が持っていても不自然じゃないアイテムが意外と多い。
僕が持っているのはウルトラアイのアイマスクとダダフェイスのマスキングテープ、そしてコースター。これらは思いっきりウルトラマン関連のグッズであることがバレバレなので、見る人によっては「え、この人いい年して・・・。」と思われるかもしれない。ただ、いくつかあるグッズの中にはデザインにさりげなく怪獣などが使われており、ぱっと見でウルトラマンのグッズであると分からないものも多い。なので堂々と普段使いすることができる。
ウルトラマンなどの特撮が好きな人は、好きなキャラクターのグッズを持ちたいけれど、キャラクターが主張しすぎるので持つことができないというジレンマを感じたことがあると思う。だからこういった普段使いできるようなアイテムの存在は大きい。

また、ウルトラマンから「ウルトラな男を創り出す」をコンセプトにした「A MAN of ULTRA」というシリーズがある。
全体的に高価なものが多いが、より洗練されたデザインの、まさにウルトラな男が身に着けるにふさわしいアイテムが数多く展開されている。

ブランド力のある怪獣

そもそもウルトラマンがこういうことをできるのは、ウルトラマンはもちろん、怪獣の認知度も高くブランド化されているというのがあると思う。バルタン星人やピグモン、ゼットン、ゴモラなど、シリーズを通して何度も登場する怪獣が多く、ウルトラマンなしでもキャラクターがアイコン化されている。また、基本的に同じ世界観を共有しているので過去のウルトラマンが最新のシリーズにも頻繁に登場しても違和感がない。
その分、大幅な設定変更などはできないので制作側には制限があるかもしれないが、グッズ展開はしやすいだろう。だって過去の作品のウルトラマンでも、新しい作品にでることで過去のグッズが売れるかもしれないんだから。在庫処分しやすい。
実際、おもちゃ売り場でも、ウルトラマンの人形はウルトラマンから最新作のものまで怪獣も含めて売られている場合が多い。仮面ライダーも過去のライダーの人形がが並べられているのを目にすることがあるが、戦隊ヒーローではめったに見かけない。

次々と出てくる変身用の小物アイテム

少子高齢化の影響なのか、最近の特撮ヒーローは変身アイテムに小物を使用することで売上をあげようとしている。ライダーがベルトだけで変身できる時代は過去のものになってしまった。(アマゾンズはベルトだけで変身するけど、そもそも子供向けじゃないし)
戦隊ヒーローの次々と出てくる追加戦士やロボットに加えて、変身用の小物アイテムが出てきた日なんて、とてもじゃないけどカバーしきれない。

そんな中、キャラクター資産を上手く利用したグッズを多く出しているウルトラマンは異彩を放っているように見える。上で言ったような大人向けにデザインされたグッズはもちろんだけど、子供向けのグッズ展開も面白い。
定番の変身アイテムや人形、キャラクターがプリントされた食器などはもちろん、僕が面白いと思うのは昔話の登場人物をそのままウルトラマンや怪獣に置き換えた絵本のシリーズ。ウルトラマンギンガの桃太郎だったり、ゴモラの金太郎だったりと絵柄も可愛くて面白く、子供もすごく興味を持ってくれるのでつい買ってしまう。
最近はウルトラマンも変身に小物アイテムを使う流れに乗っかったみたいだけど、是非今の路線でも頑張ってほしい。グッズ買うから。貢献するから。

海外展開の可能性

ウルトラマンの海外での権利関係はかなり複雑なようなので、海外に積極的にウルトラマングッズを売り込んでいくというのは難しいのかもしれない。個人的にウルトラマンは日本が誇るヒーローの一人だと思うので、このあたりの問題はなんとか解決して欲しい。
日本市場は少子高齢化とともに確実に縮小していくだろうし、梅田にあるウルトラマンワールドに行くと良く海外の人がグッズを購入しているのを見かけるので、本当にもったいないなぁと思う。